利息を決める利率にも決まりが!?利率による利息の違いを知りたい!

利息を決める利率の種類とは

利息の計算方法は、利息=借り入れ金額×利率(年率)÷365×借り入れ日数で、利息を計算するには利率が必要です。利息というのは、いわばカードローンを利用する利用料のようなものですが、それは利率(通常は年率)によって決まるのです。

また、金利の種類が単利か複利か、また固定金利か変動金利かによっても利息は違ってきます。単利というのは元本のみに利息が付くもの、複利というのは「元本+前回の利息」に利息が付くものです。そして固定金利というのはずっと一定の利率であるもの、変動金利というのは物価の変動によって利率が変わるものです。

一般にカードローンでは複利で計算されますから、長く借りれば借りるほど、利息は高くなってしまうので、よく理解しておきましょう。また、一般的にカードローンでは固定金利による借り入れとなりますが、低金利のカードローンでは変動金利の場合もありますので、こちらも借り入れの際によく確認しておくべきでしょう。

利息は上限が法的に決まっているのでご安心を

こうした利息の相場がわからず、必要以上の利息を取られたらどうしようと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実は利息というのは「利息制限法」という決まりによって上限が決まっていますから、心配は無用です。

具体的には、元本が10万円未満の場合は年2割、元本が10万円以上100万円未満の場合は年1割8分、元本が100万円以上の場合は年1割5分という上限があり、これを超える利率は無効となるのです。

万一この基準を超えた利率で利息を取られた場合は、超過して取られた利息は返還請求が出来ます。ちなみにこの上限利率は、借り入れ時の金額についての利率となりますので、返済をして借り入れ金額が少なくなってもこの利率は変わりません。

こうした金利の種類や決まりごとによって、利率が違えば利息も変わってきますし、カードローンで通常使用される実質年率というのは、利用者の年齢や職業など、様々な条件によって違います。ですから、カードローンを利用する場合には、しっかりと利率を理解し、利息を計算することが大切なのです。WEB上で返済シュミレーションをしてみると良いでしょう。

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