カードローンで目にする実質年率ってどんなの?普通の年率とは違う?

カードローンで目にする実質年率とはどんなものか

カードローンを利用する際に必ず目にするものに、「実質年率」というものあります。これは返済シュミレーションなどで必ず出てくる言葉ですね。

この実質年率とは、借りたお金に対して一定期間内に支払う利息の率のことであり、利息だけでなく、全ての支払い(利息・手数料・印紙代など)を合計して年率で換算したものです。つまり実質的利回りによって計算された金利を年率にしたものであり、一般的に年率と呼ばれるものがこれにあたります。

カードローンの場合では主に、金利に保証料を加えたもののことをいいます。保証料というのは、保証人を立てる代わりに保証会社に支払うものです。つまりローンの返済額には、色々な経費を上乗せした分を支払っているということであり、他に支払いを請求されることはないということなのです。

実質年率とアドオン率の違いとは

この実質年率は、借り入れ残高により利息を計算するという残債方式で出した年利ですが、これに対して借り入れ金額に対してかかる利息を単純に表したアドオン率という利率もあります。

これは、支払い回数ごとにアドオン率を決め、その率を元本に乗算するものです。実質年率は算出が難しく、コンピューターで計算するのに比べ、このアドオン率はシンプルで簡単に算出出来ます。実質年率は、WEB上でも計算出来ますから、一度算出してみると分かりやすいかもしれません。

そしてカードローンの場合は、この実質年率によって利息が計算されるのです。利息はカードローン会社のWEBサイトで簡単に計算してくれますから、借り入れの際には、この実質年率を入力して、しっかり返済シュミレーションをしましょう。
(⇒利息はWEB上で簡単に計算してみよう

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